古河 ホィールローダ FL140

「ホイルローダ」「ホイールローダ」「ホイールローダー」「ホィールローダ」とカタカナでの表記が今一つ統一されていない重機ですが、便宜上、トミカに敬意を表して「ホィールローダ」とここでは表記します。油圧式トラクターショベルのうち車輪で走行する重機で、土砂などをダンプカーに積み込む時に使われる建設機械です。除雪作業などにも活躍します。1959年に「キャタピラー社」が開発したフロントリフトアーム式のホィールローダが今日の原型となっています。「米クラーク社」の技術導入により、1960年に「東洋運搬機(現「TCM」)」が日本で初めて四輪駆動のホィルローダを生産しています。 さて、トミカとなったこの「古河 ホィールローダ」…、困った。単純に「古河」と言われても、当時の古河グループのどの会社のどこの部門が作ったのかよく解らない。便宜上ですが古河グループの本流である「古河機械金属株式会社」の沿革に「1971年にホィールローダの生産を開始する」(当時は「古河鉱業株式会社」)とあるので、トミカとしてモデル化されたのはこのシリーズだと推定します。ちなみに「古河機械金属�梶vは2004年にホィールローダなどの建機事業を「日立建機」に売却しています。

	古河 ホィールローダ FL140 No：63-1 発売：1972.12 縮尺：1/79
	古河 ホィールローダ セット：トミカ建設バリューセット 発売：2000.11 縮尺：1/79
	古河 ホィールローダ FL140 セット：トミカくじ�W 発売：2003.03 縮尺：1/79