ランボルギーニ カウンタック LP500S

実車としての「LP500」という名称は、実は「LP400」の発売（1974年）より以前に世に出ました（発表されました）。初登場は1971年のジュネーブショー。しかし、実際に発売されたのは「LP400」が先で、「LP500S」のデビューは1982年（←これ以前に発売された「LP400」のSSやGTが「LP500R」と表記される場合もありますが、「LP500」として量産されたのは1982年からのはずです）。排気量3929ccの「LP400」からオーバーフェンダー装備の「LP400S」とマイナーチェンジ。そして、オプションだったリアウイングを標準装備とし、排気量を5000ｃｃ（実際は4754cc）、375馬力の無敵のスーパーカーとなったのが「LP500S」です。さらに、1985年には排気量5167ccへと更にスケールUPして「5000クアトロ・バルボーレ」へと進化していくことになります。「LP500S」としては323台が生産されました。

ランボルギーニ カウンタック LP500S（前期型）

トミカとしては実車「LP500」の混沌とした発売を前後して「LP400」をベースにフロントスポイラー、リアウイングを装備したモデルが1978年4月にトミカでＦ50-1として登場。このフロントスポイラー、リアウイングを装備したモデルを「LP500S（前期型）」とします。

	ランボルギーニ カウンタック LP500S No：Ｆ50-1 発売：1978.04 縮尺：1/61

ランボルギーニ カウンタック LP500S（後期型）

1987年1月にオーバーフェンダーを装備してF12-3へと移行。さらに1988年1月に92-2へ移行していきます。これ以降、「LP500」はギフトセットや特注モデルとして何度も再販、復刻されてますが、すべてオーバーフェンダーを装備したモデルなので、F12-3へ移行された時に金型が変更されたのかも知れませんね。よってこのオーバーフェンダーモデルを「LP500S（後期型）」とします。

	ランボルギーニ カウンタック LP500S No：Ｆ12-3 発売：1987.01 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック LP500S No：92-2 発売：1988.01 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック 企画：コミックトミカVol.3　サーキットの狼 発売：1999.06 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック LP500 セット：スーパーカーセット2 発売：1998.05 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック LP500 企画：トミカミュージアムスーパーカー館 発売：2003.11 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック LP500 企画：トミカ博2004 入場記念（非売品） 配布：2004.04（大阪） 縮尺：1/61 リンク：ミカ博 入場記念
	ランボルギーニ カウンタック LP500 企画：特別仕様★★NO.10 発売：2004.04 縮尺：1/61 リンク：特別仕様 トミカ ★★
	ランボルギーニ カウンタック LP500S リミテッド：0031 発売：2003.07 縮尺：1/61
	ランボルギーニ カウンタック LP500S 企画：トミカイベントモデル★★15 発売：2009.04 縮尺：1/61 リンク：イベントモデル★★

その他

ランボルギーニ カウンタック LP500S 企画：プレミアム10 販売：2015.10 縮尺：1/61 リンク：トミカプレミアム